にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0730 起床 気分並 雨 ただいま、ニライカナイにもっとも近い島から戻ってきました。とりあえず、無事に感謝です。

血圧値 126/85/82  体温 36.5℃  体重 67.8キロ

出先では体重計がなく、今度は手元にパルスオキシメータがないので、計測データが不完全です。体重はとくに増えたりしていない!

 

昨日は那覇・羽田間のANAの遅れと、東日本全域の豪雨のおかげで、空港到着が23:20くらいになりました。

 

着陸直前、千葉上空の光景はこんな感じ。

 

妹氏とタクシーで帰宅したのが00:30くらい。

土砂降りです。

宮古島での全日程は快晴だったのに。

 


前週の台風や、安倍さんの事件などなど、いろいろな危機をすり抜けるように実施できた今回の散骨の儀式は、波乱万丈の状況の中に偶然ぽっかりと浮かんだ、ニライカナイのようです。

 

ニライカナイとは、こんな感じ。

 

沖縄諸島の人々は、古来、太陽の昇る方角の遥か彼方の洋上に、太陽の神を主神とする神の世界、ニライカナイを思い描いてきました。水平線のかなたの世界で、竜宮と訳されることもある、海洋浄土のイメージです。

火と稲の起源をニライカナイに求める伝承があり,毎年ここから神々が人間の世界を訪問し,人間に種々の豊饒繁栄をもたらすともいう。神を浜辺で迎える儀礼や,その来訪の様子を多様な仮面を用いて表現する儀礼が各地で発達している。

 

ところで。

 

南の島、と言えば、南米チリの西側、太平洋に浮かぶイースター島マグニチュード6.6の大きな地震が起きました。

ヨーロッパ地中海地震学センターによりますと、日本時間13日午前4時17分にイースター島マグニチュード6.6の地震が起きました。震源の深さは10キロで、チリ政府によりますと、これまでに津波は発生していないということです。アメリカの太平洋津波警報センターは日本近海を含む全域で津波の恐れはないとしています。

モヤイ像で有名なイースター島はチリの首都サンティアゴから西へ3700キロ離れた火山島で、1995年には世界遺産に登録されました。

 

この報道で津波を心配しているのは、僕が生まれたあくる年に起こった「チリ津波」を思い出しているからです。

こんな感じ。

1960年5月23日午前4時すぎ(日本時間),チリ南部でマグニチュード9.5という観測史上最大の超巨大地震が発生しました.これによって生じた大きな津波は平均時速750kmという高速で太平洋を横断し,22時間半後の午前3時ごろに太平洋の真向かいにある日本列島の沿岸に達しました.



「なんで海の向こうの津波が日本へ?」、と思いますが、南米大陸の直線状の西海岸線に当たって跳ね返った津波が、太平洋上に拡散して、また再び日本付近でレンズが焦点を結ぶように収斂して高い波となるのです。地形の不思議ですね。