にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0540 起床 気分並 曇 井戸からお化け。そして、時間の使い方とは、つまりいのちの使い方。

血圧値 119/79/70 酸素飽和量 99% 体温 36.5 体重 67.6キロ

良くある傾向として、体温を測り直すたびにどんどん低くなるのです。測る場所を変えるせいかな。

思えば3年前くらいからです。免疫力が低下し始めたかな。今、35℃の半ばくらい。

ニュースによれば。

徳島県藍住町で、夫の遺体を井戸に遺棄し、死亡したことを届け出ず年金を騙し取った罪に問われた女に懲役2年8カ月の判決が言い渡されました。徳島地裁は「被害額は263万円あまりと多額であり、夫が生存しているかのように装った悪質な犯行」と指摘し、その上で、「生活費や税金を支払うための資金を得るという安易かつ身勝手な動機も酌量の余地はない」として、73歳の被告に実刑判決を言い渡しました。

なんか、身につまされる感じがしますね。まあ、悪い行為ではあるが。

でも、井戸って❓
まるで江戸時代の怪談か。

ちなみに、井戸にまつわる3つの怖い言い伝えと言えば。

1.番町(長)皿屋敷 お菊を抹殺しようと試みた鉄山が、高価な唐絵の10枚のお皿をお菊へ預ける。そのうち1枚を隠し目の前で数えさせ、足りないことを理由に、お菊を井戸へ投げ込んだ。その翌日から夜中になると、例の皿を数える声がしてくるというお話。
2.四谷怪談 一人娘のお岩さんは顔に難があり婿を取れずにいたところ、仲介人のおかげで浪人と結婚した。しかし、浮気をされて子どもができた旦那に騙されて家を追い出される。すべてを知ったお岩さんが、呪っていくというお話。
3.兼六園の「小糸桜(別名うらみ桜)」 小糸という美しい女性が妾になるよう言われ、断ったことで井戸に投げ込まれて切り殺された。その井戸から、桜の木に化けてはいあがろうとしたというお話。

どれも主役は女性ですね!

板野郡藍住町は初めて聞いたけど、徳島の「四国三郎吉野川流域のみごとな氾濫平野の中ほどくらいにある町ですね。名前の通り、阿波藍という染料と、今ではバラ園が綺麗なところみたいです。氾濫平野だから伏水があるので、「井戸」もあるのね!

こういう町。行ってみたくなりますね。

阿波藩では江戸時代から明治30年頃まで藍染めが盛んであり、藍住町もその例に漏れず阿波藍の主要産地であった。現在でも藍染めが町の特産品して知られており、自治体に含まれるものとしては全国唯一の「藍」という字の由来となっている。町南部には資料館「藍の館」があり、そこでは阿波藍の歴史を知ることや藍染め体験が可能である。


井戸と言えば、今はもうない僕の生まれた家にも、井戸がありました。
こんな感じ。先っぽに布でフィルターみたいなの着けて、濾すのね。

かなりの時期まで、この水を飲んでたし、その後、お風呂沸かすのに使ってました。

初代のお風呂はもちろん木製で、ガスで沸かすものでした。昭和40年代の初めころかな。
こんな感じ。
夏の日の光が湯船に差し込むと、井戸水って細かいいろいろな粒子がキラキラ光ってみえて、綺麗でした。透明な水の中にも、いろいろな成分があるんだと思った。

前にも書いたけど、それまではもちろん、銭湯に行ってました。

今、こういうコメントをくれた友人がいます。ありがとう。
「君はすごい!すげ〜ゾ、私には考えられない時間の使い方してる!」

時間の使い方、っていい言葉ですね。(残された、あるいはゆるされた)時間の使い方とは、つまりいのちの使い方。ただぼーっと「すごす」のではなく「つかう」。

「使う」って、前向きで、贅沢な行動だと思います!

持ってるものは、使わないともったいない。
時間でも、(もしあるならば)才能でも、(これはあまりないけど)お金でも。

そのまま死んじゃったら、馬鹿野郎だ!