にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0545 起床 気分並 雨のち晴 夕暮れに飲み干せ、一杯のワイン

血圧値 108/71/72  酸素飽和量 98%   体温 36.3℃ 体重 67.4キロ

異常無し。お昼頃から晴れてきて、週末は良いお天気になるそうです。

 

昔、家の前にあった銭湯、金春湯の話を昨日しましたが、ああいう趣のある「ザ銭湯!」というのは少なくなってしまいました。昭和は遠くなったのです。

僕の子供の頃も、最初は自宅にお風呂なんかなくて、近所の銭湯(たしか庚申湯といったなあ。清水庚申というバス停の名前が残っている。)に親たちと一緒に通ってました。洗面器とか持って。夏の夕方。生暖かい風。空には一番星。懐かしいなあ。

銭湯には夕暮れ時が似合いますね。そして、人生の夕暮れどきには、夕暮れどきの美しさがある。夕暮れに飲み干せ、一杯のワイン。太陽の最後の輝きが、闇に溶け去る前に。

 

再び、開高健
開高健~河は眠らない~ [DVD]

これはヴィデオエッセイなのですが、未見の方は、生きているうちに何らかの方法で観てください。人生の全てを語っている。酒、女、釣り、生きること、死ぬこと。
ひょっとしたら、開高さんの言葉が、あなたを、救うかもしれません。

倒木について、この世に無駄になるものは何も無い。この倒木も森を育て、河を育てるものである。

人生は短い。だから、「ランプの消えぬ間に生を楽しめよ」

やがて釣人も死ぬが河は眠らない。

 

h???s://www.youtube.com/watch?v=Y-xCov95NGs

読書室本棚から探してきました、これは同じタイトルですが開高さんの釣りに関するエッセイ群。開高健全ノンフィクション vol.1 。


開高 健さんの作品一覧
BooksDB | 開高 健の著作一覧 | 書籍データベースクチコミ情報ランキング (fc2.com)

 

さて。

フロイトに次ぐ心理学の巨匠、カール・グスタフユング(Carl Gustav Jung)の発達理論に、「人生の正午」という言葉があります。

「人生の正午」は、その人の人生の転換点です。彼は、人生を太陽の運行になぞらえて考え、40歳から50歳の頃を(現在の感覚ならプラス10歳くらい?)「人生の正午」としました。
成長期、青年期から中年期に差しかかる頃、正午になります。太陽が子午線を通過する時刻、真上にきます。真上まで昇ってきた太陽は、正午を境に沈んで行きます。ここで方向が真逆になる。中年期からは暮れていく方向へと向かいます。これまでの生き方、やり方では立ちいかなくなる。生き方の転換を迫られるのが正午、『中年の危機』なのです。
ユングは、この中年期の危機をうまく乗り越えること自体が人生を創造していくことであり、どれだけ午後の時間を深く生きられるかにつながると述べています。僕たち60代、喪失のお年頃は、まさしくこの中年期(ていうか老年ね)の危機の真っただ中にある、というべきでしょう。

ユング自身、青年期から中年期にかけて、いわゆる「中年期の危機」を経験したといわれています。中年期から老年期にかけて、ユングがどのような見解を持っていたかが記載されている著作としては、ユング著 鎌田輝男訳「総特集 ユング 人生の転換期」(『現代思想』 7(5) 1979.4)あたりが出典らしいのですが、ユングという人、なんかごちゃごちゃしたまわりくどいいいまわしです。

そこで、イラストレーター&イラストルポライターのさくらみ(さくらみゆき)さんの、このブログが秀逸。とても分かりやすいイラストと物語。難しいことをわかりやすく言える人は、賢い。絵も味がある。
https://sakura-cafe.hatenablog.com/entry/201706jungmiddleage

なんか、丸投げしちゃったようですみません。
でも、これは凄く良い仕事。脱帽。

さくらみさんのプロフィールについては、こちらを。
http://sakura-miyuki.com/n/profile.html

お昼御飯は、川さきへ定期便‼️

天婦羅定食をいただきます。揚げたてを順次出してくれるので、全貌が揃ってから写真撮影、というわけにいきません。あしからず。

久しぶりにお米のご飯、ヒトの生活が復活しました。また夜は、鳥の餌! 生きているありがたさを感じたお昼でした。

天丼メニューもあります。イメージはこんな感じ。

天ぷら割烹 川さき (biglobe.ne.jp)

 

コナミは腕・体幹の日。帰ってきて計ると体重66.9キロ。まずまずだと思うのですが、厚労省はあと5キロ減らすように言ってます。はたして、できるかな。

買い物のついでに、学芸大学駅近くのAVI コーヒーさんで豆を200グラム。面白い名前です。動画ファイルみたい。ちいさなめだたない珈琲専門店です。珈琲豆の量り売りがメインです。ですがカフェスペースも併設しています。店内の雰囲気はシックでとても素晴らしいお店です。今回はエチオピア南部に位置するシダモ地方で生産されている豆をチョイス。ちょっと浅煎りで飲むらしいです。

AVI コーヒー (AVI coffee) - 学芸大学/コーヒー専門店 | 食べログ (tabelog.com)

 

今日の晩御飯は、また鳥の餌生活に戻ります。教えてもらった麻婆オートミール。コメ化したオートミールに四川風麻婆豆腐を載せます。これはこれでいいんじゃね。あと、鶏肉と牛肉キューブの温野菜蒸し。

なんといっても、あとマイナス5キロです。たぶん大学生頃の体重だ。煙草も吸ってたからなあ。あと、徹夜マージャンとか。

 

今、御飯と同時に、ゆで卵を炊いてます。

上手くいくかな。

アルミ箔で包んで炊いたら、なんかできました。

めんつゆにつけておいて、明日食べましょう。